脇田担当大臣、デラロサからの大きな期待にも冷静「過度なプレッシャーは感じていない。今までどおり向上目指すだけ」

 デラロサの地域創生担当である脇田氏は、母体である総合エンターテイメント集団デラロサからの期待は大きいが、それによって過剰なプレッシャーを感じることはないと語った。

 

f:id:hiro0525:20190226083030p:plain 飛躍を誓う脇田氏


 2013年から、シーズンを通して向上を図ってきた脇田氏は、2019年以降もデラロサと契約を結んだ。プレシーズンテスト1では大きなトラブルも発生せず、デラロサ首脳陣はここまでの脇田氏の仕事に満足していると語り、2019年への期待が高まっている。

 脇田氏は2014年ごろから躍進を果たしたが、その後、年間最優秀選手から遠ざかっている。この3年間は富田氏岡本氏に続くランキング3位にとどまっており、当然のことながら、再びトップに立つことを目標としている。

 そのデラロサから大きな期待をかけられることは脇田氏にとってより大きなプレッシャーになるように思えるが、脇田担当大臣はそういう見方を否定した。

「本当の話、何も変わってはいません」と脇田氏は語った。

「加入以降、常にプッシュしています。今年はデラロサ10年を過ぎ新しい局面に入りますが、目標も望むことも変わりません」

「もちろん、過去数年にデラロサが達成してきた結果を尊重しています。当然のことながらプレッシャーはあります」

「ですが、私が望んでいるのは高いパフォーマンスを提供することです。それを常に目標としているので、大きな変化はありません」

 デラロサの相談役を務める松永氏デラロサ会長山口氏は、デラロサが2019年に優勝を達成できると発言している。その予想は現実的なものであると思うかと聞かれた脇田氏は、次のように答えた。

デラロサとしてレースに参戦するとき、自転車レースだけでなくすべてのカテゴリーでそうですが、私たちは優勝することを目標とし、それを目的として戦います」

「ですが、現段階で今年どうなるのかを予想するのはきわめて難しいです。当然、私たちの目標は、デラロサが向上することであり、昨年よりも良い結果を出したいと思っています。