《速報》デラロサ国際規格最高位となる2位獲得!─第2回RUN and BIKE in MOTEGI─

2012年のデラロサツアーの第11戦第2回RUN and BIKE in MOTEGIが29日、茂木で行わた。
デラロサが国際規格サーキット最高位を更新する2位ポディアム獲得となった。


フル参戦第5期下期を迎えたデラロサ
前回第10戦幸田GPでは巧みなレース戦略で夜戦に持ち込む予定だったが、他車両と接触しリタイアするという致命的なミスを犯してしまった。

「何かミスをすれば、確実にポジションを失う」という厳しい状況が予想された今回の第2回RUN and BIKE in MOTEGI。しかし、逆に言えば「ミスさえしなければ確実に結果は出る」。デラロサは後者の考え方を信じていた。前方に位置どったデラロサは上位陣とは異なる2→2→1(3)でつなぐ2周ロングラン作戦を選択。今シーズン序盤から藤原室長とデラロサがこだわって選んできた戦略であり、勝利を可能にする一方でペースの破たんを招く恐れのある攻めの作戦だ。


デラロサは終始安定したペースで周回を重ね、残り20分というところで岡本氏にチェンジ。最終スティントで岡本氏は足をつりながらも10分後半のペースで必死に走行し、心配されたマシンの信頼性による不具合も見られず、最後の最後までプッシュした。


激闘の結果デラロサは国際規格最高位を上回る2位ポディアム獲得が決定した。これも最後まで続けたプッシュがなければ実現しなかった結果だった。そういう意味で、今回のデラロサのレースは結果・内容ともに完ぺきに近かった。