富士世界選手権・デラロサV逸も躍進…選手奮闘に代表「歴代の中で一番追い上げた」

デラロサは岡本の遺志を継ぐ男富田選手(27)を筆頭に全選手が激走を見せ一時は20位代をうかがうものの、31位でフィニッシュした。デラロサとしては最高位となり躍進した格好だ。


すさまじい寒さだった。その中で酸欠になりながらもおのおの最善をつくした。どんどん順位はあがっていき一時は20位代も見えた。富田氏は期待に恥じない活躍を見せ終盤猛追。代表が「歴代のデラロサの中でもすさまじい追い上げだった」と最高級の賛辞を贈ったラストスティント


 詰め掛けた今季最多3万人に、藤原事業戦略部長のうち立てた終盤加勢作戦の集大成を披露した。エースをおしみなく投入し、20位代にはわずかに足りなかったが、藤原事業戦略部長は「スペクタクルなゲーム」と選手賞賛した。


最終スティント前に集中


デラロサのエースナンバーであるスターターを背負った今季終盤の富田選手、富田は常に表彰台を公言し続けてきたが、表彰台にあと一歩届かず。「勝つだけだったんで」。何度も繰り返した言葉には悔恨が詰まっていた。しかし、「これ以上は難しかった。最高の走り」と代表代行も賞賛した。


これで第六期は終了となり、OFFに入る。
最多優勝を記録した今期ではあったが、デラロサは満足していない。
来期さらに躍進を目指して、デラロサは厳しい戦いに身を置くことになるだろう。



そう、沖縄決戦がもう迫っているのだから・・・