全役員再任、デラロサ幹部も続投=第3次政権、20日発足【14代表選】

第三回デラロサ代表選挙は松永氏が得票率58%で再選を果たした。
投票率は過去最高の150%を記録。関心の高さがうかがえる。
これに伴い20日未明にも第三次政権が発足する見通しだ。


デラロサ代表は20日発足の第3次政権について、現在の全役員を再任させる方針を固めた。
また、代表は15日昼の役員会で「引き続きよろしくお願いしたい」と述べ、代表戦勝利を踏まえ、運営の要である山口代表代行ら団体の主要幹部も留任させる考えを示した。
 

代表は9月に役員改造を行ったばかり。翌年度の参戦計画の策定や2015年度当初予算案の早期編成を控え、全役員の再任が望ましいと判断したとみられる。15日午後には代表と山口代表代行が会談し、財政再生の実現や参戦計画策定に向けた議論を深めることなどの合意を交わした。代表はこの後、関西支部で記者会見に臨み、第3政権の課題について見解を示す。
 

代表は役員会で、今後の政権運営について「引き続き丁寧な運営を心掛けていきたい。スピーディーに財政対策や予算・参戦計画の基本方針を策定したい。目先は鈴鹿・富士での成績で期待に答えたい」と述べた。


山口代表代行も記者会見で「財政健全化を伴った組織拡大方針は全く変わらない。しかしまずは鈴鹿での勝利が必要」と強調。執行部は21日にも行われる鈴鹿ツイン対策を踏まえ、まずは今年度のレース勝利に全力を挙げる考えだ。