デラロサ、惨敗の27位 タイムに未練も意地見せる。 

第4回岡山国際サーキットままちゃりグンランプリ(29日、岡山国際サーキット3・7キロ)に
3年ぶりの出場を果したデラロサは終盤失速し27位に終わった。


各チームの傑物を抑え、ファステストをさらった岡本は鼻っ柱も強かった。
「本来(の走り)より遅い。風が良けれもっと狙いたかった」と未練たっぷりに振り返る。

16位でたすきを受け、無鉄砲に飛ばした序盤で他チームを捉えた。
中盤は他チームと息詰まる併走。終盤は徐々に体力を喪失し、失速した。


3年ぶりの岡山について岡本氏は「デラロサは岡山に対する思いが前回と全然違った。手も足も出なかった」。
常連チームのエースの“職責”なのか、個人成績は二の次と笑いもしない。


その横では、代表が表情を冷たくして「惨敗でした」。3万メートルを8分台で飛ばす快足ライダーを6人そろえたものの、ほぼ全員が終盤は淡泊。「4時間目以降の走りがどれだけ大事か。練習方法を見直したい」。
自慢の速さを打ち砕かれての総合27位は、反省の種をデラロサに残したようだ。


しかし、終盤意地を見せ何とか40周にのせたことはデラロサがトップチームになるための布石として
非常に今後とも意味をもつことになりそうだ。