1000人の頂点を決める世界大会に出場決定!『2012 ママチャリWGP 春 inオートポリス』開催

自転車競技団体の中からナンバー1を選出する大会がオートポリス国際サーキットで開催。
4大陸制覇を目論むデラロサが『2012 ママチャリWGP 春 inオートポリス』に出場することが
11日未明、正式に発表された。


岡山大会前の準備は“最悪”だった。四日市市内にあるデラロサ指定サーキットは最近の寒波で気温はマイナス1度を下回り、地面は凍りついた。暖房をつけた車で体を温めても、外で15−20分動くと体が冷え切ってしまう状態だ。また岡山前に風邪が流行。1月22日から5日間練習は禁止となった。

追い打ちをかけるかのように1月上旬の練習中、エースの岡本氏(25)が歯に違和感を感じ緊急療養となり一時戦線離脱しかけた。“三重苦”の影響で「(やりたいことは)10のうち5しかできなかった」(代表)。先月29日には美作市内で岡山大会に挑むも大敗。だが“最悪”の状況でも選手たちは燃えていた。それは一番悔しい思いをしている、代表への心づかいからだった。

 「みんなで(代表を)オートポリスに連れていく、と話していた。お前のために勝ったよと伝えたい」


 “代表代行”の山口氏(25)が胸を張った。岡本氏もオートポリスまでには完治する予定だ。


2010年度に伊那2位の経験もあるデラロサだが、国際大会出場は2011年度の岡山以来連続となる出場。
国際大会へ万全の準備で臨み、全力でぶつかっていく。