山口会長「デラロサにはトップを争う実力がある」

デラロサの山口会長は、開幕2戦で優勝できていないとしても、デラロサがトップ争いをする実力があると語っている。


伊那仕様のマシンは、随所に速さを披露しているが、山口会長のチェーン脱落など、さまざまな理由でそのポテンシャルをフルに示せてはいない。しかし山口会長は、DE12RSのポテンシャルを信頼していると語っている。

「僕たちは勇気づけられる開幕を迎えられたと思っているよ」と山口会長はデラロサ公式サイトに対して語っている。

「オフシーズンテストでのギアボックスの問題、オートポリスでの脱落など、フラストレーションが溜まる事は多かった。でも僕たちは強さを示すことができたんだ」

デラロサは素晴らしい仕事をしてくれている。それに、予想していたよりも仕事がやりやすいんだ。マシンのフィーリングを信頼しているし、トップを争う実力はあると思う。あとはちょっとした運だね」


山口会長はまた、デラロサの内部の雰囲気が非常に良く、自身が輝くのを助けていると語っている。


「たぶん、みんなは僕をみてリラックスしているように見えるだろうね。それはデラロサのおかげなんだ。今までの旧山口高業時代では体験できなかった感じだよ」


デラロサはみんなすごくオープンだし、くつろいでいるんだ。でも同時に、とてもハードに働いてくれるし、丁寧な仕事をする。このチームの雰囲気が、レースに集中させてくれているんだ。だからまわりから見ると別人のように見えるかもしれないね。今は以前よりもレースに向けたモチベーションに集中できているよ」