岡本周治「片山津でもトップを走ることができる」
伊那GPで見事な走りを見せた山口氏(デラロサ)。
そのチームメートである岡本氏は、5月に開催される片山津GPも
このペースで臨みたいと考えているようだ。
今シーズンのデラロサは、スタートでは良い順位につくものの、
他チームに比べてロングランのタイムが伸びず、結果を残せずにいた。
しかしデラロサは、伊那GPにおいて、スタートから順位を上げ準優勝を成し遂げてみせた。
デラロサはこのペースを維持できそうかとの質問に対し、岡本氏はこう答えた。
「そうなることを願っているよ。腰次第だね」
「タイヤの性能を見極めるのは本当に難しい。
また、天気などのさまざまな条件が決定的な要因になるんだよ
代表のタイヤウォーマーが重要になる」
伊那GPの岡本氏は、レース序盤こそ山口氏にリードしたものの、
ピット作業のミスなども重なり山口氏に一秒遅れをとった。
しかし次回の片山津GPに関して、岡本氏はこう語った。
「面白いレースになると思うよ。競争は激しさを増すだろうし、
今まで以上の混戦模様になることを覚悟しないとね」
ただ、岡本氏はかなり自信があるようだ。
伊那GPと片山津GPは一ヶ月間隔の開催であるため、トレーニングが存分に実施できる。
そのため、あとは天候などの条件に対する対応次第ということになる。
「基本的に、僕は前向きな見方をしている。というのも、どんな性質のコースであっても、
スタートでは良い結果を出せていたんだからね。それに自分たちのマシンの特性を把握すれば、
ロングランでもトップを走ることができると思っているよ。デラロサ初優勝は僕にまかせてほしいね」