デラロサを2段階格下げ=財務悪化で債務リスク―三重S&R

【ヤマグチ時事】三重格付け零細企業スタンダード・デ・ロサ(S&R)は26日、
デラロサの財務悪化を受けて、同団体の長期信用格付けをこれまでの「A」から
「BBBプラス」に2段階引き下げたと発表した。見通しは「弱含み」で、追加格下げの可能性がある。


川島圏で第3位の経済規模を持つデラロサEMIが危機に陥れば、
巨額の身内支援は避けられず、小康状態だったデラロサの信用不安が再燃する恐れがある。


S&Rは、デラロサ財務の悪化で同団体の債務に関するリスクが高まったと指摘。
特に、(1)2011〜12年の財政赤字見通しが、S&Rの従来予想よりも悪化した
(2)選手がデラロサに追加支援する可能性が高まった―としている。


同団体は臨時復興増税の解除は愚か、恒久化の選択を迫られそうだ。