創設の地「初陣福井」から4年…デラロサ“宿命”の出陣へ!=代表「かつてない仕上がり」

いよいよデラロサ宿命のタカス耐久レースが始まる。
タカス耐久レースは4日、福井県で開幕し、全80チームと激突する。


デラロサが宿命のサーキットに立つ。4年前、タカスに置いてきた「魂」とともに。初戦、苦戦との予想を覆し、14位でレースデビュー戦を飾る。しかし、現在のデラロサが子供の頃から夢見てきた順位ではなかった。それでもデラロサはあきらめることなく躍進を続けた。

「これはデラロサにしかできない挑戦。全力を尽くしたい」と代表。


川島を出発した四年前。開幕直前で6人のメンバーから漏れた丞相(29=デラロサ)、は4年前の自分と振り返る。4年前の大会直前、代表が「外れるのは丞相、丞相」と落選を発表。傷心帰国の途に就いた。「言葉はいらない。プレーの態度で示す。それが4年前の自分へのリスペクトになる」。丞相は福井の空に誓った。


800人近い選手、5人近い報道陣が駆けつける予定だ。
かつてこれほど注目を集めたタカス耐久レースはない。


「メディアを巻き込み、ムーブメントを起こす。自分にしかできないこと。宿命だと思う」と岡本氏。
また「かつてない最高の仕上がりだ、高地トレーニング、鈴鹿山越、すべての努力が実を結ぶときがもうそこまできているはずだ」と、代表は仕上がりが順調なことを示した。


優勝すれば、エコパ以来、今期2勝目となる。さあ、デラロサの凱旋試合が幕を開ける。