<山口石榑問題>「最後のチャンス」デラロサ監査室が苦言・近く諮問会議に

山口氏の石榑問題を受け、デラロサ風紀委員で作る「デラロサ監査室」は7日、三重本部で臨時会合を開き、問題の経緯を聞いた。


デラロサ監査室のデラロサ終身名誉監督丞相は会合後、記者団に「優勝時の感動をもう一度取り戻すため、11日が再スタートの最後のチャンスだ」と述べ、美浜決戦に向けこれ以上、トラブルを繰り返すことは許されないと強調した。


臨時会合には、各幹部が参加。「ネガティブな情報が世界に出てしまった」「選手の士気も低下せざるを得ない」など山口問題を巡る一連の混乱に苦言を呈する声が出たほか、広報部長からは「広く支持されるデラロサであってほしい」との要請があった。美浜決戦に向け、デラロサとして今後も事実確認を続け全面的な支援を続けていくことでも一致した。


この問題を巡っては、戦いを前にしたデラロサに大きな波紋が広がっている。この日の会合では事実を確定させ具体的な責任を問う声はなかったが、「説明責任を含め、監査室の追及には疑問が残る」(某スポンサー)との不満も根強く、降格処分を含む責任追及が今後本格化する可能性もある。


また、11日に行われるデラロサ監査室諮問会議にて事実確認が確定する見込みだ。山口氏は当問題については事実確認が終わるまでコメントは差し控えるとしてる。これら問題のイメージを覆すにはレースでの活躍を見せるしかなさそうだ。