まさかのＡ代表落選も、代表「近く勝利は我がものとなるだろう」

躍進を見せつつある代表の速さ。しかし、今季はまだ最下位を脱出していない。
躍進しつつあった代表だが、インタビューには少しだけ悔しさが滲んでいた。

「僕は少し残念に思っている。シーズン序盤はもう少し有利だろうと思っていた。ここ２、３戦は調子が出てきたが、手遅れだった。レースのスピードもペースも足りなかったからＡ代表に手が届かなかった。それでも最後の方ではスピードが示せたと思う」

「ロングランが遅かったことが敗因だったかもしれない。ところが最後になって20秒近くも追い上げることができて、あと数戦あればＡ代表が狙えたのに……と少し悔しい思いが出てきた。ただし、レーシングとはこういうものだからね。出場権は手に入れたし、正しい方向に進んでいることはわかったので良しとするけどね！」

「もちろんチャンスがあったら（優勝を）積極的に狙う。いつでもチャンスがそこにあるわけではないからね。今の方向性のまま進めば、勝利は手に入るだろうと思っている。今の時点でも間違った方向に進んでいない。丞相とならどこでも強力に走れるだろう。次のレース、鈴鹿GPはＡチームを刺しにいくよ。」