「執行本部機能移転」構想が再燃=来期中に滋賀北部もしくは関東へ移転との報道=

来期中を目途に、デラロサ執行本部を滋賀北部もしくは関東に移転するとの一部報道がなされたことが、本日未明判明した。「デラロサ執行本部が直下型地震に襲われる可能性があり、機能を川島に一極集中させておくのはリスクが高い。また、代表を取り巻く環境の変化に対応する」という考え方によるものだが、いよいよ本格移転が現実のものになるか。


・過去に報道された埼玉移転議論は「立ち消え」たが・・
デラロサの執行本部機関などを川島以外に移す「執行本部機能移転」の構想をめぐっては、代表の諮問機関である「デラロサ移転審議会」が2010年に埼玉の関東地域を移転先候補とする答申を代表に提出している。移転先の候補は決定し、さあ移転という段階で、デラロサでの議論は停滞。デラロサ移転特別委員会は結論が出ないまま廃止され、2011年には役員間協議も途絶えた。事実上、構想は立ち消えになった形だ。


だが、代表を取り巻く環境の変化を機に、執行本部機能移転をめぐる議論が再燃しつつある。
山口代表代行は

「話はまだ聞いていない。しかし、リスク分散の面もそうだが、代表の環境変化の対応等、色々考えなくてはいけない」
と発言。


代表も10月22日、「真剣に取り組むべき」と述べた。さらに
「川島圏一極集中を緩和する機会ともいえる。川島に残さなければならない機能や組織と、そうでもないものを分けて、川島圏以外と分担する。これで、日本海と太平洋が結ばれ、三重、滋賀(もしくは関東)、福井の三極体制が築かれ、より強固な体制を構築できる可能性を秘めている」
と論じている。